自宅や事務所に届いたという布マスク(通称アベノマスク)を着けて質問に立った。
まず、複数の場所に届いたことに疑問を呈した。
その上で、「さすがに小さいな。横があくなと思う」と、感想を述べた。
自身の地元(佐賀2区)の縫製工場がつくってくれたというマスクに付け替え、
「空気を吸うことがなかなか難しいので、マスクを替えました」と、皮肉った。
この大串議員の発言に、安倍総理は不快感を示し、自身との質疑になった際に、
「最初に『息苦しい』と言われたが、私は全然息苦しくない。
意図的に、おとしめる発言はやめてほしい」と、反論。
その後、安倍総理は質問内容には直接関係ない布マスクの利点の説明で、、
答弁書を読み続けたため、野党側は「時間稼ぎだ」と、猛抗議した。
すると総理は「答弁をじゃまされては、冷静なやりとりにならない」と逆ギレ。
「評価するような話は、ただちに妨害されるのは遺憾だ」などと批判。
「大串さんは地元でマスクを手に入れられるかもしれないが、多くの人は手に入らないと思っている」
「布マスクは十分ではないかもしれないし、毎日洗わなくてはならずご不便をかけるかもしれないが、
まずは2枚を手元に置くことで、安心が生まれる」と、アベノマスクの意義を延々と強調した。
‘@安倍総理が布マスクを着けて喋っている姿を見ると、口の下がギリギリのように見える。
安倍総理は全然息苦しくないと述べたが、隙間だらけだから息苦しくないのだ。
布マスクが密閉状態になれば、かなり息苦しい。
そして、洗って何度も使用できるというが、洗えばさらに縮む。
残念ながらダダ洩れだ。
安倍総理は「安心が生まれる」と、強調する。
しかし生まれたのは「疑念」と「不信感」だ。
アベノマスクが、感染拡大防止のためのものだとしたら、
短期間で全世帯に配布されなければ意味がない。
それが、海外で生産したもので、虫やゴミ、髪の毛などが付着していた。
慌てて、今度は国内産に切り替えているようだが、数的に相当時間を要すこととなるだろう。
もしくは、海外産のマスクを検品して良品を国内産と混ぜて発送する。
いずれにしろ、追加費用が派生する。
「PCR検査体制」の確保に49億円の予算。
「アベノマスク」の確保に466億円の予算。
どう考えても納得はいかない。
布マスクは国民の中でも自分で作っている人が結構いる。
私の周りでさえ数世帯の人が作っている。
その多さに、私も少々びっくりしたが、ドラックストアーなどでも、
マスクの販売は散見されるようになり、ネットでも販売されている。
アベノマスクの失態、一般の会社なら、永遠に自粛のレベル。