防衛省が2014年11月~15年3月に発注した護岸などを造る工事6件について、
軟弱地盤による設計変更を理由に完成前に打ち切っていた。
5件は本体工事の着手前だったが、契約金の7割強にあたる約302億円が支払われた。
防衛省によると、設計変更で護岸の配置がかわり、
今年2、3月に6件の工事契約を打ち切ったという。
埋め立て現場の大浦湾では14~16年のボーリング調査で、
軟弱地盤の存在が確認されたが、政府はその存在を認めないまま、
18年12月に土砂投入を開始。
19年1月に軟弱地盤の存在と、地盤改良のための設計変更が必要だと認め、
今年4月21日に設計変更を県に申請していた。
‘@当初から軟弱地盤だから無理と沖縄や専門家が訴えていた。
県民は泣いて工事をやめてくれと訴えるも、機動隊が暴力的に排除し、
何百台ものダンプがゲートに入り、無理やり沖縄のきれいな海を埋め立て、
豊富な希少な生物たちを殺した。
それでいて「やっぱりこの工事やめた」ですむのか。
希少生物も税金も帰ってこない。
誰が責任を取るのだ。
無駄な工事には国民の税金をジャブジャブつぎ込んで、
新型コロナで苦しんでいる国民には出し渋る。
それが今の安倍政権だ。