英紙フィナンシャルタイムズ、新型コロナ死亡者数が、
公式報告よりはるかに高い可能性を指摘。
日本では、「感染者数が少ないのは検査をしないから」という見解と、
死者数の少なさを考えると、実際の感染者数もそれほど多くないとした意見。
日本での致死率は極めて低いという見方がある。
ファイナンシャル・タイムズは、14か国でのパンデミックにおけるトータルの、
死亡者数を分析したところによると、新型コロナウイルスによる死亡者数は、
公式の計上で報告されたものよりも、ほぼ60%高くなる可能性があるとしている。
中国を含む一部の国では、死亡者数を修正している。
本紙分析では、パンデミック中の全死亡者数は、前年同期と比較して、
ベルギーで60%、スペインで51%、オランダで42%、フランスで34%増加している。
ケンブリッジ大学のリスク認知学教授であるデービッド・シュピーゲルハルター氏は、
英国での日次統計は、病院の死亡者のみを計上しているため「極端に低い」と述べた。
イタリア北部のロンバルディア地方では、過去の平均より155%の上昇が報告されている、
イタリアのベルガモ市周辺地域の死亡率は通常のレベルより464%高く、
ニューヨーク市では200%の増加、スペインのマドリードで161%増加している。
エクアドルのグアヤス州では350%増加している。
日本では、そもそも調査事態が極めてずさんで、
不審死で、後に新型コロナに感染していた人が見られるが、
多くは検査されていない。
「最初、ああ言っていた」みたいな議論は、刻々と状況が変わるような時には、
無益だと述べる人もいる。
しかし、言い続けなければ、間違いは継続され、挙句「あなたの勘違い」と、
国民に責任をなすり付けられてしまう。
和牛券が引っ込み、あれだけ抵抗していた10万円給付が決まったように、
あきらめないで、しっかり声を上げていくことが大切だ。
日本ではほとんど報道されていないが、新型コロナの場合は、
死亡だけではなく、発症して回復したとされる人々に、
かなりの後遺症が残る例が、多数報告されている。
重篤化した人は肺胞がかなり破壊されてしまい、元には戻らない例も確認されている。
軽症レベルであった人でも、激しいスポーツなどができなくなる可能性がある。
まだまだ気を緩めてはいけない。
#ありがとう医療従事者!