横田滋さん(87)の死去を受け、北朝鮮への怒りとともに、日本政府に対しては、
「情勢の成り行きのなかで解決できればいいという考え方を変えて、
直接解決に向かう大胆な方策を、リスクを負ってでも実践していく姿勢を見せていただきたい」
と訴えた。
滋さんが最期までめぐみさんと再会することができなかった現実に、
「北朝鮮に対する憤りと、歴代の日本政府に対してもどかしさを感じる」と述べ、
「米朝の動きに合わせていくような形ではなく、
何か違った形で解決に近づいていく努力をしてほしい。滋さんの死を無駄にしない」
と話した。