被害者家族の増元照明氏は2018/09/23国民大集会で、
増元氏は自民党総裁選に言及し、石破氏の平壌に連絡事務所を設置する案について,
「石破さんの発言は、拉致被害者は死んでいるという前提での連絡所設置です。
生きていると信じていれば、櫻井さんがおっしゃったように、
『帰せ』という言葉を言えば済むだけです」と主張.。
よく分からないが、平壌に連絡事務所を設置する案が、
なぜ「拉致被害者は死んでいる」ことになるのか。
増元氏は「帰せ」と言えば済むと言うが、今まで、それで帰ってきたのか。
一向に帰ってこないから、さまざまなアプローチを考えるべきではないのか。
本人が一番良く分かっているはずなのだが。
不思議な発言だ。
増元氏はさらに、「死亡を前提とするような考え方を国民に広める国会議員やメディア関係者は、
私たちの敵じゃないですか!」と畳み掛けると、会場の熱気は最高潮に達した。
参加者は口々に「日本の敵」「朝鮮総連に破防法を適用しろ」と叫んだ。
なかには何の関係もない「辻元清美を前に出せー!」などという声までが飛び交ったようだ。
さすがに「石破を辞めさせろ!潰せ!」との声までは出なかったようだ。
国民大集会はまるで「安倍信者大集会」のようになってしまった。
安倍総理による拉致問題の政治利用はいまにはじまったことではない。
「家族会」の中でも見方は分かれるようだが、結局安倍政権に頼らざるを得ない状況では、
致し方ない部分のあるのだろうか。
蓮池兄弟などは真逆の味方だ。だから、会から離れてしまったのだろうが。
それにしても、前のめり過ぎる気がするが、逆に、国民が離れないことを杞憂する。