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東京都知事選、小池都知事が圧勝。

投票率は55.00%で、16年の前回を4.73ポイント下回った。

それでも小池都知事(67)の得票は366万1371票に達し歴代2位となった。

 

小池百合子、無所属、現。当選。366万1371票。

宇都宮健児、無所属、新。84万4151票。

山本太郎、れいわ新選組、新。65万7277票。

小野泰輔、無所属、新。61万2530票。

 

前回・4年前の都知事選挙では政党の支援を受けずに立候補し、

自・公両党などが推薦した候補らを破って当選。

初めての女性都知事が誕生した。

今回の選挙でも、小池都知事は、政党の推薦や支持を受けず、

自民党は、独自候補の擁立を断念し、二階幹事長が支援する考えを示していたほか、

公明党も実質的に支援に回った。

小池都知事は、新型コロナ対応のため、知事としての公務を優先するとし、

また、人が密集することを避ける必要があるとして街頭演説は一切行わず、

インターネットを通したオンライン選挙に徹した。

そのネットも残念ながらほとんど効果はなかった。

しかし、宇都宮氏を支援した立憲民主党の支持層や、無党派層などから幅広く支持を集めた。

日本経済新聞世論調査(6月19~21日)によれば、

新型コロナウイルスに対する都の取り組みには63%が「評価する」と回答。

さらに読売新聞の世論調査(6月25~27日)によれば、小池都知事は、

自民支持層と公明支持層のそれぞれ約7割の支持を獲得し、

さらに立憲民主党の支持層からも約4割の支持を得ている。

メディアなどが小池都知事を叩くのとは正反対に小池都知事の支持は高まっている。

小池都知事はよく言えば柔軟であり、風を読むのが上手。

メディアや反小池派が叩けば叩くほど小池都知事の支持層は増える。

小池都知事は公約を何一つ実施していないという。

しかし、「多摩格差ゼロ」の多摩地方でも票を得ている。

池上彰氏が小池都知事当確発表後生テレビで質疑応答を交わした。

現職知事である小池氏がコロナ対策について、

「連日記者会見を行いテレビなどで報じられることで、小池氏が有利になっていたのではないか」

と指摘。

新型コロナ禍記者会見をするのは当たり前で、大阪の吉村知事などと比べれば、

メディアへの顔出しは極端に少ない。会見くらいだ。

会見しなければしないで少ないと言い、会見したらしたで注文がつく。

そして現役が有利というのはそうなのだろうが、安倍政権が選挙をして票を増やすのだろうか。

 

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東京アラートもそうだが、それは小池都知事自身も笑いながら指摘していたが、

点滅させれば文句を言い、点滅しなければ文句を言う。

東京アラートは意味がないと言いながら、解除したことに疑問の声も上がっていると責める。

単なる意地悪な質問としか思えない。

そう言った批判そのものが空転している。

都民は冷静に見ているのだろう。

発生当初「みんなかかればいいんですよ」と述べていたが、東京都の感染者数が増えてきたら、

「ボヤは早く消さないと大変なことになる」と、過去の発言はどこ吹く風で、

声を張り上げ小池知事を非難する橋下徹氏。

メディアなどが批判すればするほど、小池シンパが増えることに気付かない。

過去最多の22人が立候補し、東京新聞が都民を対象に行った世論調査では、

約80%が小池都政を肯定的に評価した。

都の新型コロナウイルス感染症対策についても、75%が評価。

第一波を乗り越えた功績を都民は評価した。

メディアなどの小池憎しと都民の温度差が今回の数字に表れたのだ。