2月下旬から3月にかけて大規模な流行がみられたイタリアから,
新型コロナの後遺症(コロナ後症候群)に関する報告が出た。
これによると、新型コロナから回復した後(発症から平均2ヶ月後)も,
87.4%の患者が何らかの症状を訴えており、
特に倦怠感や呼吸苦の症状が続いている方が多い。
その他、関節痛、胸痛、咳、嗅覚障害、目や口の乾燥、鼻炎、結膜充血、
味覚障害、頭痛、痰、食欲不振、ノドの痛み、めまい、筋肉痛、下痢など、
様々な症状がみられるようだ。
32%の患者で1~2つの症状があり、55%の患者で3つ以上の症状がみられたという。
4割の人が生活の質が低下していると答えている。
日本でも慢性症状に悩まされる同様のケースが見られ、
新型コロナから回復した後も苦しんでいる人が多数いる可能性が強い。
‘@以前にも指摘させていただいたが、思った以上に多いようだ。