政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

「亀田製菓さんプラスチックの過剰包装無くしてください。」

お菓子の過剰包装をなくしてほしいとインターネットで署名を集めた、

東京都内の私立高校1年の女子生徒(16)。

亀田製菓新潟県)とブルボン(同)は女子高生を受け入れ、

集まった1万8737人分の署名を担当者は手した。

ネットには提案に賛同の声が集まる一方で、生徒を中傷するコメントも散見された。

「自分の主張を押しつけるテロリスト」「高校生が出しゃばるな」などの書き込みが。

生徒は、ネットで炎上したことを亀田製菓の担当者に伝えると、

「思いは理解しているので、ネットに惑わされないでください。署名提出を楽しみにしています」

と、励ましのメッセージを送っていた。

亀田製菓では、担当者と1時間に渡って意見交換。

 

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担当者は、2030年までに全商品の包装をスリム化し、

トレーをなくすなど環境に配慮する目標があることを説明。

担当者は包装を小さくすることで、中身が減っていると、

消費者に誤解を与えてしまうことを心配していることなどを伝えた上で、

「開発にリスクはあるが、署名には勇気づけられた」と話した。

ブルボンの担当者は「プラスチックごみの削減は、全くその通りであり、

当社と方向性が一致するものと考えています。活動を継続していきたい」とコメント。

女子生徒は、「両社からは丁寧な説明があり、思いを受け止めてもらえたと思う。

今後は、自信を持って発言できるように、もっと勉強をしていきたい」と話した。

亀田製菓はその後、大人の対応プレスリリースを自社HPに掲載。

お菓子の過剰包装が必要なのかと、疑問を持つのはとてもいいことだ。

ただ、いきなりネットで反発とか署名集めをする前に、当事者の話を聞くことは出来なかったのか。

その経緯なり結果をネットに公開する。

そこで、教えてくれなかったり、納得のいく説明をしてもらえなかったら、

そこから行動に移しても遅くはない。

その理由などを調べる努力をしないで、いきなり「反対署名」というのは建設的ではない。

反対ありきの活動家や炎上目当てと見られかねない。

今回は、亀田製菓さんが、丁寧で女子生徒をかばうような対応をしてくれたから良かったが、

ありきたりな対応しかしてくれなかったら、女子生徒はネットの炎上に敗北していたかもしれない。