ドイツの自動車メーカー「アウディ」は3日、
同社の高性能車RS4の前方部分にもたれかかってバナナを食べる少女の広告を謝罪した。
同広告では、少女のポーズが「挑発的」で、子どもの命を脅かすものだとの批判が上がっている。
アウディは、「みなさんからのご意見を受け、このことについてきちんと説明させていただきたい。
私たちは子どもたちのことを大事に思っている」とツイート。
「アウディRS4はは家族向けの車で、緊急ブレーキシステムを含む、
30以上の運転支援システムを搭載している。
そのため、このキャンペーンのために様々な家族の一員を登場させた」
続けて、「このような無神経な画像を使用したことを心からおわびし、
今後は使用されないよう徹底する。また、このキャンペーンがどのように作られたのか、
そしてこの件について管理体制に問題はなかったか、直ちに社内で調査する」と綴った。
この広告には英語で、「あなたの胸をさらに高鳴らそう。あらゆる側面で」
とのスローガンが付けられている。
この広告に対しては、子どもが車のフロントグリルにもたれかかっていると、
運転手から子どもの姿は確認できないだろうとの指摘や、
バナナやスポーツカーは男性の欲望の象徴とみられることが多いことから、
性的なものを連想させるものだとの批判もあった。
ツイッターでは、「口にバナナをくわえた子どもと派手な車を使った画像こそ、
あらゆる側面で相当間違ってる」との指摘や、
「幼い女の子が男性器の象徴を持っているなんて。意図は明確だ。かなりね」
といった声が上がっている。
一方、「自分はこのメッセージをこう捉える。
アウディRS4=家族向けの車。自分の娘が胸を高鳴らせてくれるように、RS4もそうしてくれる。
そのどちらも当然かっこいいと」との声もあった。
‘@バナナと、赤い車で攻撃すること自体異常としか思えない。
バナナは男性器の象徴なのか。
バナナを男性器の象徴と普段から意識しているのか。
それ自体病気だ。
私もスーパーなどでいつもバナナを見かけるが、そんなことを思ったことは一度もない。
女性は外では絶対に食べれない?
ミニスカートダメ。
スポーツカーダメ。
レッドダメ。
過剰になること自体差別を生む。
過剰に反発すること自体、病んでいるように思える。
大・変な時代になっている。