政府が17日発表した2020年4―6月期GDPは年率マイナス27.8%。
戦後最大の落ち込みとなった。
7―9月期はプラス成長となるのは反動で当たり前。
だから、2度目の「緊急事態宣言」は何としても出さない。
「GoToTrouble」も、何としても実行する。
しかし、中途半端な政府の対応で「GoToTrouble」もあまり効果なし。
それどころか、沖縄や大阪は大変なことになっている。
本当に、ゴートゥートラブルになってしまった。
少なくとも主要都市や島はゴートゥーから除外すべきだった。
相変わらず、GDPも最悪の欧州と比べて日本はまだいい方だとうそぶく。
アジアでいえば日本は最悪のマイナス。
中国やベトナムはプラス、台湾も-0.6%。
やはり、早く新型コロナが抑えられているところが回復も早い。
今回の新型コロナショックとリーマンショックの端的な違いは、
『動けるか、動けないか』
リーマンショックの時は金融危機だったが、人はいつもと変わらず生活できたのでV字回復した。
しかし、今回は、人が動けない、物が動かない。
人が動かないと言うことは、生産性も消費も鈍る。
それがまだ続くとすれば更なる悪化も見込める。
このまま秋冬に突入すれば、目も当てられない結果が待ち受けている。
もしかしたら、日本が最悪の状態になるかもしれない。
なぜなら、新型コロナの感染者数も重傷者数も夏場なのに増え続けている。
このままウイルスの大好きな冬が来ることを考えれば、それは火を見るより明らかだ。
これからの日本経済は以前にも予測したが ↘ → → ↗
昨年から消費も経済も落ち込んでおり、新型コロナが止めを刺した格好だ。
そして、日本は中国に勝てない。
株価だけを上げ中身のない失われた8年はあまりにも大きすぎる。