TBS系列の『ひるおび!』に生出演した、自民党総裁選に立候補している岸田氏。
MCの恵氏がほとんど喋り、聞いたことと言えば大したことのない過去のこと。
何も聞き出せなかった。
さすが見かねたようで、にコメンテーターのタレント弁護士八代 英輝氏が、
合間に、岸田氏にまともな質問をしていたのが唯一の救いだった。
貴重な時間を岸田氏も視聴者も無駄にした。
岸田政調会長には本当に失礼だと、私には映った。
岸田氏の真摯な対応が好印象。
その点、 安藤優子キャスターのフジテレビ系『直撃LIVEグッディ!』に生出演した石破氏は、
安藤キャスターが聞き役に徹し、石破氏が政策など時間のほとんどを喋っていた。
当たり前だが、自分だけが目立ちたい、お笑い出身の恵氏と、
安藤キャスターとの、総裁選立候補者に対する対応の差が歴然だった。
しかし、平井 文夫、フジテレビ報道局解説委員室上席解説委員は、
相変わらずデタラメばかり述べている。
総裁選に立候補した菅官房長官が、自民党の谷垣禎一氏を訪ねて、
谷垣派の総裁選の強力をお願いしたとの報道に、
「谷垣さんの方が呼んだんですよ。存在感を示すために」と、根拠のないことを生放送で述べた。
さらに「もう決まってるんだから、菅さんに谷垣さんを訪ねるメリットが無い」と持論を述べた。
メリットと効率しか考えない人らしい発言だ。
だから、自民党総務会が総裁選の党員投票見送りを決めたことについて、
平井氏は「何で党員投票をしたら、それが民主主義なんですか?
ただ4000円払っているだけですよ、
その人たちが投票することが、なぜ民主主義なんですか?」と持論を展開。
そして「緊急時には国会議員中心で選ぶと書いてあるでしょ。
国会議員の7割から8割が菅さんでいいと言っているんでしょ。
だったら菅さんでいけばいいじゃないですか、別に」と主張。
4000円を払っている自民党員をバカにし、総裁選に立候補している、
石破氏と岸田氏をもコケにした、安倍擁護派らしい発言だ。
こんな人間が、上席解説委員だから、フジテレビ産経は信じられないと言われる。
党内でうまくやっていくには、対立候補支援の人にも顔を出す。
だから、石破氏も対立候補を支援している派閥にも顔を出している。
無茶ぶりで安倍政権を擁護するのが役目なのだろうが、
そんなことも分からないで、政治を語る資格はない。