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富美男、伊勢谷容疑者に怒り爆発。

テレビ番組で、大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された、

俳優の伊勢谷友介容疑者(44)に、映画共演した吉永小百合さんは、

「何とかこういうことを乗り越えて、また撮影の現場に帰ってきて欲しいと今思っています」

とコメント。

映画は4日にクランクインし、伊勢谷容疑者の出演シーンは6日に終えていた。

その2日後の8日、警視庁組織対策犯罪5課が逮捕、10日に送検。

東映の手塚治社長(60)は、容疑者の出演シーンをカットすることなく、

「作品に罪は無い」として映画を完成させて公開することを明らかにした。

東映は、麻薬取締法違反(コカイン摂取)で逮捕された、

ミュージシャンで俳優のピエール滝が出演する映画も予定通り公開した。

麻薬でも公開したのだから大麻でも公開する。

今回は撮り直しもできるのだろうが、そうすると滝の時との整合性が問われる。

当然そのまま強硬に公開することとなる。

東映は薬物使用でも出演OK!

 

 

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一方、梅沢 富美男氏はテレビ番組で怒りを爆発させた。

梅沢氏は「何回この番組でおれが言ったか。お前ら、本当いい加減にしろよ。

芸能人の連中」と怒り心頭。

「薬物やったら、即芸能人は使わない。そうしなかったら抑止力にならないよ」と訴えた。

「一般社会で考えてごらん、会社だって薬物やったら戻れないよ。

薬物やったら芸能界にはもう戻さないし、使わない。

これからはね、ドラマでもテレビでも映画でも舞台でもいいんだ、出演者は全部検査する」

と語気を強め怒りが収まらなかった。

梅沢氏がプロとして芸能界全体としてのプライド意識が高いのだ。

芸能人は究極を言えば個人個人の活動で成り立っている。

だから、意外と芸能界全体としての意識は低い。

しかし、苦労人の梅沢氏は芸能というだけで白い目で見られた時代を生きてきた。

そして、今やっと、芸能界も自身も世間に認知される所まで漕ぎ着けた。

それを踏みにじるヤツが許せないのだ。

手に入りやすい環境にある中で、梅沢氏の述べているように、

同じ芸能人を擁護するような緩い発言が多い。

だから芸能人の薬物使用が後を絶たない。

 

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こういう事件が起きると必ず医療用としての大麻の話が出てくるが、それはまったく別の話。

日本は、世界的に見ても違法薬物に対する拒否感が強い。

国民の薬物に対する意識の高さは、薬物使用者が少ないことの大きな要因で、

それは世界に誇るべきものである。それを覆してはいけない。

医療用としての大麻使用は、議論すべきだと思うが、「薬物と聞いただけで拒否反応を示し、

一切議論をしないという態度は良くない」とする風潮もあるようだが、

良くないものは良くない。議論などする必要もない。

薬物使用の少ない国に、新たな否を持ち込む必要などないのだ。

薬物は絶対ダメなんだということを、大人が社会が示さないと、

薬物で人生をダメにする人はこれからも増える。