反対する幹部は「異動してもらう」
この言葉は当然総裁選挙にも影響する。
菅氏に逆らうと、沖縄関係予算案大幅減額や、
東京の地⽅消費税の清算基準を変更して、都民の金をさらに収奪する。
大阪の泉佐野市のように、いつでも裁判を起こす。
となると、気概のない地方はビビッて、菅氏の言いなりになる。
石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長と出演したフジテレビ番組で、
中央省庁の幹部人事を決める内閣人事局に見直すべき点はないと明言。
政権の決めた政策の方向性に反対する幹部は「異動してもらう」と断言。
幹部人事を掌握するため、官僚の忖度を生む要因と指摘されている。
続くNHK番組でも、菅氏は、査証(ビザ)の要件緩和が訪日外国人増加につながったとして、
「官邸主導でなければできなかった」と語った。
そもそも、一般社会で人事異動を縦に社員に迫ったら大問題となる。
菅長官の感覚は民主主義とはズレている、怖ろしい政権となりそうだ。
ダムに関しても縦割りを打破したと実績を強調するが、人事と政策は離して考えないと、
アベノマスク、桜を見る会、モリカケ問題、給付金迂回問題を生むこととなる。
劇場型政治は見ている分には面白いが、
そのツケは国民に背負わさられるということを忘れてはいけない。