政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

マスク拒否で飛行機内トラブル。

ピーチ機内でマスクを拒否し「非科学的だ」と乗務員に大声をだす。

『なぜマスクができない理由を述べないのか。』

当人は、公の場で自分の病気を離したくないなどと述べているが、

公のテレビで、顔は映っていないが堂々と病気のことを述べている。

それをSNSなどにも掲載している。

矛盾を感じる。

そして当人は、「仮に健康上の問題が無かったとしても、

自分のポリシーとして『しない』考え方も私はありだと思います。」

とも述べている。

多分、こちらの方の意識が強いのだろう。

同調したくない。

一般的に言われる、面倒くさい御人だ。

 

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結果は見えているのにあえて告げないで、トラブルになり結局飛行機を降りる。

「周囲からは『出て行け』と言われ、職員と話をしている私につかみかかろうとする乗客もいました。

席を立ったときには拍手が起きました。」と証言。

こういうことが起きる可能性があるから、航空会社もマスク着用を促している。

狭い逃げ場のない空間でのもめ事はご法度だ。

確かに差別はいけないことだが、周りに迷惑をかけても自分の主張を通す。

日本人にはあまりなじまない考えだ。

コメンテーターが、「1人の人がマスクをしていなかったからと言って過剰対応だ。

喋らなければ飛沫飛ばない」とコメント。

「喋らなければ飛沫飛ばないのだからいいだろう」と、同じ主張をする人が増えたらどうするのか。

機内は大混乱になる。

それがまかり通るのなら、多くの施設でマスクをしなくても済むことにもなる。

私も古い人間だから、100人いる中の1人がルールを守らないことには違和感を覚える。

だとしたら、他を選べばいいだけのことだ。

多分、日本人の多くの人はそう思っているだろう。

それを、黙って我慢する人、行動に表す人。

みんな我慢してルールに従っているのに、ルールを破る人を否定したら、

その人は精神的に変なのか。

だとしたら、日本人の多くは変なおじさんだ。

しかし、このトラブルは日本だけのものではない。

こういう人がいるから、結局は法で縛ることになる。

だから海外では法で縛っている。

取り締まる法律が増えていく。

全てを法で決める、せちがないことを、私は決して良しとはしない。

『なぜ?一言説明すれば済むことを説明しないのか?』

そこに尽きると思う。

当該人の行動を見れば、決してそんなこともできない気の弱い人には到底思えない。

もし、それでも拒否されれば。その時は公に訴えるべきだ。

 

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なぜ、「搭乗する前に乗せないようにしないのか」との意見もあるが、

あくまでもお願いなので、搭乗前にマスク付着用で搭乗拒否することは出来ない。

搭乗したら航空法で機長の権限を行使できる。

この騒動によって、むしろ持病を持っている人が堂々と飛行機に乗り辛くなるのを危惧する。

他の124人の乗客は、騒動の影響で2時間以上も到着が遅れた。

公共交通機関を利用する以上、他人に迷惑を掛けずに解決する選択肢はなかったのだろうか。

マスクの科学的エビデンスは確かにない。

化学的エビデンスは無いが、多くの国でマスクが感染に有効であることは理解している。

そして実験でも、飛沫やウイルスを防ぐことも確認できている。

元専門家などにもマスクのエビデンスはないと強くいう人がいるが、

それを、「化学的エビデンスがない」と声高に訴えることにも疑問を感じる。

そういった、まがい元専門家が当該人の行動を助長しているのだ。

世界では、マスクをしていないから感染が大幅に拡大し、慌ててマスク着用を法的に義務付けた。

そして、感染者数は減少方向へ傾いた。

これは、日本の誇るべき習慣だ。

今年は今のところインフルエンザも劇的に低い感染者数。

みんなが感染予防をしているからだ。

この事実を見ても、マスクの効力があることは明らかだ。

もっと早くに、国や専門家は、インフルエンザが流行する時期に、マスク着用を強力に推進していれば、

死なずに済んだ人がたくさんいただろう。

毎年のことだから、季節性だからと、真剣に取り組んでこなかったのだ。

だから、保健所の数も劇的に減らした。

猛省して、今後に生かさなくてはいけない。