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菅総理、望月の(早く質問終わらせろ)

2日に行われた菅氏の自民党総裁選への出馬会見。

官房長官会見で、質問制限を受けてきた東京新聞の望月衣塑子記者は、

2日の会見で質問をした。

「不都合な質問が続くと質問妨害、制限というものが長期間にわたって続くということがありました。

総裁となった後、厳しい質問にもきちんと答えていくつもりはあるのか?」

「今後、首相会見でも官僚がつくった答弁書を読み上げるだけでなく、

菅さん自身の言葉で事前質問にないものも含めて、しっかりと会見時間をとって答えてくれるのか?」

望月記者の質問の最中、菅氏は司会の方に目配せをした。

司会者はすぐさま「すみませんが、時間の関係で質問は簡潔によろしくお願いします」と割って入った。

この日の会見で、質問の途中で司会者が割って入るのは望月記者に対してだけだった。

菅氏は「限られた時間の中で、ルールに基づいて記者会見は行っております。

早く結論を質問すれば、それだけ時間が多くなるわけであります」と意味不明のあいまいな回答。

その菅氏の回答に、周りの記者からは笑い声が起きた。

もうすでに、記者たちは「スガヨイショ」を始めている。

 

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月氏と一緒に戦う気など毛頭なく、菅氏ににらまれないようにするばかりか、

ヨイショで持ち上げる情けない記者連中の実態だ。

権力を監視するはずのメディアが政権に恫喝され悪を見逃す。

今のメディアの状況は「憲政史上最悪」の安倍政権同様腐敗している。

安倍政権を批判したキャスター、コメンテーターが降板させられ、

番組もなくなる。

2019年7月5日付米紙ニューヨーク・タイムズは、

独裁政権をほうふつとさせる」と評した。

質問制限等、政権によるメディアに対する締め付け。

菅政権において、メディアの締め付けはますます酷くなる。

菅総理不言実行、言ったことは絶対やると持ち上げるが、

先日まで、アベノマスクなど、政府はやると言ったことは変更しないと批判していた。

強権を発動して実行した時の軋轢は分断と争いを招く。