アメリカのトランプ大統領とメラニア夫人が新型コロナウイルスに感染。
トランプ大統領の主治医は、「2人とも現時点では体調は良好だ」と説明。
今後の公務に支障はないという見方を示した。
1か月後に迫った大統領選挙では、新型コロナへの対応が大きな争点となっていて、
トランプ大統領自身の感染が明らかになったことで、選挙戦にも影響が及ぶものと見られる。
トランプ大統領は2日未明、日本時間の2日午後2時前ツイッターで、
「今夜、妻と私は新型コロナウイルスの陽性と判定された。
ただちに隔離と回復のためのプロセスを開始する。
この新型ウイルスをともに乗り越えていく」と投稿。
トランプ大統領の最側近で広報戦略などにかかわっているホープ・ヒックス氏が1日、
新型コロナの検査で陽性と判定されたことから、メラニア夫人とともに検査を受けた。
万が一、トランプ大統領が職務を行うことができなくなった場合は、ペンス副大統領が職務を代行する。
しかし。トランプ大統領は感染予防のためのマスクを着用することがほとんどなく、
大統領の周辺にも感染が拡大しているおそれがある。
政権内で感染が拡大すれば、政権運営に影響が出る事態も想定される。
また、トランプ大統領の新型コロナに対する対応に大きな批判が出るだろう。
一報を受け、日経平均は一時230円あまり値下がりしたが、終値は155円安にとどまった。
NYダウも一時400ドル超値下がりしたが、終値は134ドル安にとどまった。
1000ドル位下落するかと予測したが、意外と強い反応を示した。
市場はトランプ大統領再選の方がよしとしているが、
このまま府内の感染が拡大すれば、ペンス有利はゆるぎないものとなる。
仮にトランプ大統領が元気なまま回復すれば、「ROCKY」になれるかもしれない。
いずれにしろ、トランプ大統領の年齢と体形を加味すれば予断は許さない。