河野大臣は先月下旬、平井デジタル改革相から贈られた「押印廃止」のハンコを、
自身のツイッターに投稿。
自民党本部に二階幹事長を訪ね、河野行政・規制改革相への抗議を伝えた。
長崎知事は「あ然として言葉も出ません…ただただ限りない『嫌悪感』」
「印章関係者の健気な想いや切実さに対する経緯はおろか想像力すら微塵も感じられない
「業界が希望を持てる具体的な施策を発信するように働きかけてほしい」
と、要望と共に怒りをぶちまけた。
全日本印章業協会の徳井孝生会長は「我々の業界の窮状をあざ笑うような投稿だ」と訴えた。
河野大臣は4日の会見で「誰かを不快にしようという意図があったわけではない」
「はんこを使ってインパクトのあるメッセージを出すことが考えられないか、という提案だった」
と弁解しているが、この投稿を見て「不快に思う人がいない」と気付かないこと自体大問題だ。
河野大臣は投稿を削除した後、自身の似顔絵のハンコを並べた写真を新たに投稿。
徳井会長は記者団に「フォローしたつもりかもしれないが、非常に腹立たしい」と不快感を示した。
長崎知事によると、河野大臣は6日夕時点で面会の求めに応じていないという。
‘@おぼっちゃまに下々の気持ちは伝わらない。
麻生大臣と同じだ。
大臣のいきなりの「脱ハンコ」宣言で、ハンコ業界は悲鳴をあげている。
河野大臣は以前、「自分用の専用機を用意しろ」と訴えた。
さすがに却下されたが、特権意識が強い。
それなりに面白いから人気はあるが、民の気持ちには寄り添えない。
国民が、被害の当事者にならないと気づかないのが残念だ。
ハンコにこれだけの熱を注ぐのなら、公文書管理にもその熱量を注ぐべきだ。
なぜ、公文書よりもハンコなのか。
公文書も電子化すれば、さらに削除や書き換えがやりやすくなる?