吉村知事、アンジェスのDNAワクチンの最新状況「大量化する段階に入った」
吉村洋文大阪府知事(45)が7日、読売テレビの情報番組「あさパラ2時間SP」に生出演。
大阪大学発のバイオ企業「アンジェス」で開発中の新型コロナのDNAワクチンの進捗状況について、
「11月に入って、第3相、第4相といって、大量化する段階に入っている。安全性は一定程度確保されている」と報告。
完成後は、重症化率の高い高齢者や、最前線で治療にあたる医療従事者へ優先的に接種をすすめる考えを示した。
その2日後、アンジェスは約270億円の第三者割当増資を発表。
よく出来た偶然と言えるのか。
アンジェスは13日、カナダのバソミューン・セラピューティクスと共同開発する新型コロナ感染症の治療薬について、
米国で臨床試験(治験)を近く実施すると発表。月内にも開始する。
米食品医薬品局(FDA)から治験開始の許可を取得した。まず米国での開発を目指す。
日本での治験は、今後検討するとしている。
吉村知事の発言と齟齬がある。
相変わらず連日のようにテレビに出演している吉村知事。
吉村知事は4月の会見で、大阪大発の創薬ベンチャー「アンジェス」が開発中のワクチンに触れ、
治験実施のめどが付いていないにもかかわらず、
「実用化されれば10万~20万人単位で接種が可能」「コロナウイルスと戦う武器になる」などと発言。
テレビなどでも「7月に治験開始、9月に実用化」「年内に10万~20万人に打つ」などと繰り返していた。
吉村知事の発言通りであれば、とっくにワクチンは実用化しているはずだが、
同社が13日に公表したリリースは、米食品医薬品局(FDA)から、臨床試験の開始許可を得た段階。
とてもではないが「年内に10万~20万人に打つ」ことは不可能だろう。
8月には「ウソみたいな本当の話」と切り出し、市販のうがい薬を目の前にズラリと並べながら、
「ポビドンヨード(商品名・イソジンなど)が含まれたうがい薬を使うことで、コロナの重症化などを防げる」などと主張。
その後のエビデンスは、調べる学者もいないので何もない。
挙句、関連株は高騰、ドラッグストアーを大混乱させた。
少なくとも大阪の半数は、こんな知事を支持している。
米ファイザーがドイツのビオンテックと開発している新型コロナウイルスワクチンは、
治験で90%を超える確率で感染を防いだと報告。
米株市場でファイザーの株価は一時15%余り上昇。ビオンテックの米国預託証券(ADR)も一時25%高と急伸。
ファイザーのCEOは、発表と同時に保有株の60%を売り抜けた。
モデルナのバンセルCEOとザックスCMOは今年に入ってから二人合わせて1億6000万ドルの持ち株を売却。
そんな人たちを頭から信用していたら痛い目を見る。
高齢者などにどの程度有効なのかは分かっておらず、深刻な症状を防げるかどうかについても不明。
継続性、副作用、有効性の詳細についてはまだ明らかになっていない。
日本は、予防接種法改正案 審議入り。
政府は、ワクチンの使用による健康被害に係る損害を賠償すること等によって生じた、
製造販売業者等の損失を補償することを約する契約を締結できることとする。
車で言えば、車の故障で事故っても当社は一切責任を持ちません。日本国が責任を持ちます。
国が責任を持ってくれるから安心だと考えるのか、販売会社が責任を持たない代物が安心なのか。
普通に考えれば怪しい商品。
ネットでは。
>大阪府の感染者が過去最多になりましたが、維新首長は所謂「都構想」に熱中して、
コロナ対策本部も1ヶ月以上開かず、全国知事会にも近畿ブロック知事会にも出なかったんですよね。
今何をすべきかを理解していない人間が行政を牛耳っているとロクなものじゃありませんよ。
>大阪維新やばいな、今の段階でこの対策なのか…。
都構想で湯水のごとく金を使ったのに、この対策って1銭もかかってないよね。
>テレビの前で吉本新喜劇みたいにズッコケるレベルの「新たな対策」がこちらです。
ご査収ください。
>ジャパネットみたくコロナに効く特産品を案内するのやめたのかしら?
などの声が。