つい、先日、見直さないと言ったバカりの菅総理が一転見直しへ。
しかし、具体的な場所や時期は明言せず、
記者団の質問を無視して踵を返した。
何も決まっていないのだ。
まずは発表ありき、具体的策は後程。
そして、自治体に丸投げ。
政府主導で「言うこと聞け」よとしながら、都合が悪くなると「自治体の責任でやれ」
混乱するのは自治体と国民。
菅総理大臣は「Go Toトラベル」について、新規予約の一時停止などを導入するほか、
「Go Toイート」は、食事券の新規発行の一時停止などの検討を、
都道府県知事に要請する考えを示した。
菅総理は「新規感染者数が過去最多となるなど、最大限の警戒状況が続いている。
感染拡大が一定レベルに達した地域ではその状況を考慮し、
都道府県知事と連携し、より強い措置を講じる」と述べた。
今気づいたのかと突っ込みたくなるが、結局は自治体に丸投げ。
小池都知事は「しっかり国のほうでご判断いただきたい」
「国が主体的に決めるということで、10月1日に東京が加わったのも
そういう流れで行われたと理解している。しっかり国のほうでご判断いただきたい。
またそれが責任であろうと考えている」と述べた。
大阪府の吉村知事は「いまはブレーキ強める時期だ」と、菅総理同様Go Toには強気だったが、
一転して「ブレーキを強める」と、金魚のフン発言に終始した。
吉村知事は「大阪の感染は急拡大しており、いまはブレーキを強める時期だ。
菅総理大臣がいったん立ち止まるという判断をされたのは私も同じ考えで、
感染拡大エリアで一時中断するというのはまさに大阪が当てはまる。
国と協調しながら拡大を抑えていきたい」と言い放った。
芯の欠片もない。
方向転換は良いことだが、こうなることは見えていた。
もう少し早めの判断が必要だった。
数日の遅れが感染拡大を増長するということは当初から言われていた。
何の進歩もないということだ。
新型コロナを戦争だと例える人がいるが、この差は敗北を意味する。
STAY HOME からGO TOへ真逆の転換をした。
結果感染者が拡大し、また元の方向へ戻す。
頑なに拒んでいたが、方向転換するということは、それを認めたからだ。
厚労省などによると、今年の自殺者数(速報値)は、
7月が前年同月比25人増の1818人、
8月が同251人増の1854人で、9月も前年より増加。
中でも女性は7月が同88人増、8月も同187人増となった。
7月全体では10、20代が多く、30代女性も目立った。
また、8月に自殺した中高生は58人で例年の約2倍となり、
特に例年10人未満だった女子高校生が22人に増えた。
増えたおよそ30人くらいが10代だ。
直接的に新型コロナの影響を受ける年代ではなく、
間接的には受けている人もいるのかもしれないが
他の原因もありそうだ。
森だけではなく木もみなければ真実は見えてこない。
経済優先論者は、ひたすら自殺者増加などを取り上げ動けと言う。
非感染優先論者は、ひたすら感染を怖がり動くなと言う。
そして、動くから感染が広がるとは言えないと述べる専門家までいる。
誰も動かなければウイルスは広がらない。
人が動けばウイルスが広がるのは疫学的にも常識的なこと。
人が動けば、どんなに気を付けていても、ゴルゴ13でもない限りスキは出来る。
ウイルスはそこに入り込む。だから、ウイルスのことをウイルスキと呼ぶ。
こともあるかもしれない。
だから、そう言った発言はいい加減止めた方がいい。
国民の混乱を招くだけだ。
お笑い芸人の厚切りジェイソン氏(34)が21日、テレビの生番組で、
Go To トラベルなどの中断議論に米国の感染者との比較で、
「何か止める必要は一切ない」と主張。
ジェイソン氏は「そもそも第3波といってるけど、第2波もありましたかね?」と投げかけ、
「ずっとアメリカの数字を見てるから、それ比べても100分の1ぐらいですから」と苦笑しつつ、
「日本の国民は守りにいってるから、そこまで日本は心配してない」とコメント。
25万人の国民が亡くなっても動揺しない国民の言葉を直に受け入れることは出来ない。
私は悲観論者だから、米国よりも台湾などと比べてしまう。
救える命が救えたのではないか。
Go Toキャンペーンで命が救えると言うが、
Go Toキャンペーンが始まってから、さらに自殺者は増えている。
視点が違うような気がする。
本当に困っている人のところに支援は届いていないのではないか。
政府やそういった人たちは、本当に困っている弱い人たちは「自助」が足りないと切って捨てる。
怖ろしいのはそういう考えだ。
ますます増えていくのだろうが、弱者は葬り去られる。
それは、新型コロナで経済最優先を唱える人たちを見れば良く分かる。
裕福な人たちばかりだ。株が上がれば儲かるような。
しかし、新型コロナ感染が拡大すれば経済どころでないことは、
欧米諸国を見れば一目瞭然なのだが、なぜか理解されない。
ネットなどでは、
>さんざんGoToを正当化してきた癖に、感染拡大が止まらず
一部地域での見直しという発表を今更のように出した菅義偉首相。
しかし「判断が遅いのではないか」「何処でいつ見直すのか」という記者の問い掛けからは逃亡。
いつもは傲岸不遜だが都合が悪くなると逃げ足だけは1人前だ。
>「感染拡大は、Go to が原因とする科学的エビデンスはない」と自民党の連中が言うけどさ、
ゴールデンウィーク前は「外出するな、旅行するな、帰省もするな」の大合唱だったんだよ。
「人が移動したらウィルスも移動する」からね。
それがいつの間にか、マスクして感染対策すりゃOK!ってなってるの何で?
>新型コロナ対策委員会でGO TO見直しとのニュース。
総理が会見をするというので構えていたら、なんとペーパー読み上げて、
質問を一切受けずに立ち去った。これが会見?
感染抑制、経済支援どうするのか、説明するつもりがないのか?
臨時国会で支援策を示して予備費を動かさないと大変なことになる。