全国の主要企業100社を対象にした朝日新聞のアンケートで、
今の国内景気を「足踏み状態」とみる企業が計40社にのぼり、前回の2社から急増。
「緩やかに後退している」は6社から11社に増え、「後退している」は前回の91社から4社に激減。
新型コロナ危機で一時、最悪の水準に沈んだ企業の景況感は、
足踏み状態と、さらに後退している実感があるようだ。
景気の方向について「拡大している」と答えたのは1社、
「緩やかに拡大している」は44社にのぼり、緩やかながらも改善の兆しも見える。
りそな(HD)の南昌宏社長は「政府の資金繰り支援が行き届き、
倒産が少なく、金融機関も積極的に貸し出している。
株価はコロナ前の高値を更新し、不動産価格も回復しつつある」と指摘した。
税府に散々お世話になった身としては、国を持ち上げるしかないのだろうが、
だとすれば、自殺者も増加しないだろうし、これからは安泰だ。
しかし、私の回りでは、資金繰りの悪化や倒産・店じまいが相次いでいる。
そのお陰で、中古買取業者の倉庫は満杯で、業務は追いつかない状態だ。
りそなはダメだな。
三井住友トラストHDの大久保哲夫社長は、
「回復ピッチは力強さを欠き、コロナの動向も含め不安定な状況が続いている」と答えた。
帝国データーバンクによると、新型コロナ関連倒産の発生累計件数は右肩上がりだ。