いろいろ暴言もあるが、政権にハッキリと物申すコメンテーターがまた一人いなくなった。
ある意味、御用情報番組スッキリにピッタリの「スッキリコメンテーター」だった。
作家の室井佑月さんが3日、木曜コメンテーターを務めるTBS系情報番組「ひるおび!」を降板。
「このたび、夫が次期衆院選で新潟より立候補することを正式表明しました。
これを受け公平性を担保すべきということで番組の皆様とご相談の上、
ひるおびの出演は控えさせていただくことにしました。
番組初期から参加させていただいた一員として長く参加させていただいたことに、
心から感謝申し上げます。皆様、長い間、お世話になりました。
ありがとうございました」とのコメントを寄せた。
室井さんは、今年5月に結婚した夫で元新潟県知事の米山隆一氏が、
11月27日に次期衆院選に立候補を表明。
米山氏は「妻の室井佑月には、私の政治的志でその活動に影響を与えてしまう結果となり、
非常に申し訳なく思っています」とツイート。
その上で「夫婦とはいえ其々は自らの判断で独立の活動をしている別の人間であり、
その『内規』自体の合理性には疑問を感じますが、そう言ったことを含めて、
改めて行くのが政治であろうと思います」とつづった。
さらに「わが妻の 夢を奪いし わが夢の 重みを胸に 妻と歩みむ」と、
短歌で自らの思いを詠った。