日本看護管理学会『ナースはコロナウイルス感染患者の最後の砦です』
国民の皆さま、ナースが危機を迎えています。
コロナウイルスに感染した患者さんの最も近くにいるのはナースです。
この長期戦の中、ナースは身も心も疲弊してきています。
コロナウイルス感染患者が増加すると、看護管理者は、一般の病棟を一旦閉じて、
コロナ対応病床にナースを移動させるしかありません。
ースたちは、今まで自分が看護してきた患者を同僚に預け、コロナ病棟に向かいます。
ナースは 防護服を着ているとはいえ、患者の頬に付くくらいに顔を寄せ患者の声を聞き、
孤独に苦しむ患者の手を握り、時には尊厳ある死を迎えられるように寄り添います。
ナースは、家族も面会できない患者の一番身近くで、患者の生命と生活を守るのです。
私たちは自分の仕事を全うするだけですので、感謝の言葉は要りません。
ただ看護に専念させて欲しいのです。差別や偏見はナースに対してフェアな態度でしょうか?
なぜナースたちは、看護していることを社会の中で隠し、
テレビに出るときにはモザイクをかけなければならないのでしょう。
これでは、潜在しているナースも復帰をためらいます。
・皆さまには、ご自分の健康と医療現場を守るため、なお一層の慎重な活動をしていただきたい。
・医療専門職として、感染予防には留意しております。
私たちを偏見の目で見ることはやめていただきたい。
・また、もしも一旦仕事から離れている私たちの仲間が、看護の仕事に戻ってこようと思うときには、
周囲の方にはぜひご理解いただき、この窮状を救う意志のあるナースを温かく送り出していただきたい。
日本看護管理学会より引用
‘@今一番やらなければいけないことは、これ以上感染を広げないこと。