英国政府は20日、ウイルスの遺伝情報を調べた結果を明らかにした。
変異株は9月に出現し、11月半ばまでは市中での広がりは少なかった。
11月後半にロックダウンを導入したにもかかわらず、ロンドン南東のケント州で、
感染率が下がらなかったことから保健当局が調査。
変異株による感染例が増えていたことが明らかになった。
その後、この変異株がロンドンや周辺地域で広がっていることを突き止めたという。
世界保健機関(WHO)によると、英国と同じ変異株がデンマークで9件、
オランダ、豪州で1件ずつ確認されたと発表。
従来より重症化しやすいという証拠は見つかっていないという。
イタリアやベルギー、オランダやオーストリア、ルーマニア、ブルガリア、
フランス、ドイツなどが英国からの入国を規制する。
‘@仮に重症化しなくても、感染率が高ければ感染者は増加する。
感染者が増加すれば、必然的に重症者数も死者数も増加する。
注意喚起が必要だ。