新型コロナウイルス対策ダッシュボードがまとめている自治体の病床使用率で、
100％を超えている地域が急増している。
12月31日の時点で病床使用率が100％を超えた地域は東京都と埼玉県、
愛知県、京都府の4都府県。
その中でも東京都の144％は圧倒的に高く、次に埼玉県の109％、
京都府と愛知県の100％が並んでいる。
自宅療養中に亡くなるケースや人工呼吸器の使用を病院側が渋るケースもあり、
通常の一般診療にも深刻な影響を及ぼしている。
このままだと日本全体の病床使用率が100％に到達するのは時間の問題だと見られ、
そうなると交通事故や一般の病気の治療すらも受けることが出来なくなる。
地域によってはすでに医療崩壊状態となっており、
病床数があっても医師や看護師不足から対応できない医療機関が目立ってきている。
