岩手県内では、6日午前中に、花巻市でマイナス13.4度、盛岡市でマイナス11度を記録したほか、
3つの観測地点で今シーズン最も低い気温となるなど、厳しい寒さが続いている。
こうした中、東北電力は、管轄する東北6県と新潟県で暖房利用による電力需要が増加。
そのため、全国の電力使用状況を管理する電力広域的運営推進機関に要請し、
九州電力から、6日午前8時から9時にかけての1時間、10万キロワットの融通を受けたという。
この時間帯、電力の使用率は97%に達していた。
東北電力が電力の融通を受けたのは、去年8月以来。
東北電力では、今後も必要に応じて他の電力会社に融通の要請を行い、
安定供給に努めていきたいとした。