渡嘉敷厚生労働委員長、政治資金パーティー開催。
28日から1月11日まで全国一斉に停止することが決まった「GoToトラベル」事業。
翌15日昼、新型コロナに感染したとして入院していた、
都内のホテルで政治資金パーティーを開いていた.。
本人は出席せず、会場の入口には、
〈衆議院 厚生労働委員長 とかしきなおみ君を励ます会〉の案内表示。
田村憲久厚生労働相、茂木敏充外相、小泉進次郎環境相、下村博文政調会長、
渡嘉敷氏が所属する平成研会長の竹下亘元総務会長ら、そうそうたるメンバーが顔を出した。
会費は2万円で、ゲストスピーカーは、鈴木康裕前医務技監。
会場内には菅総理との2連ポスターが掲示され、豪華な和食弁当も振る舞われた。
GoToトラベルの全国一斉停止が決まった直後に、厚生労働関係の、
立法を取り仕切る立場の厚生労働委員長が、政治資金パーティーを開催。
しかしマスコミはほとんど騒がず、大きな波紋とはならなかった。
PCR検査が日本で増えないのは医系技官が阻んでいるとする説がある。
私はこの説には懐疑的で、以前から疑問を呈している。
本当にPCR検査を増やしたいのなら、総理や麻生大臣、二階幹事長が「やれ!」と言って、
動かない官僚がいるのか。上の命令で公文書を書き換える官僚が。
私はにわかに信じがたい。
政治家が官僚のせいにしているとしか思えない。
医系技官のトップが、今回出席のゲストスピーカー、鈴木康裕前医務技監。
その上が、渡嘉敷奈緒美・厚生労働委員長。
その上が、田村憲久厚生労大臣。
私には、ズブズブの関係のように見える。
だから、田村議員が大臣になっても、増やすと言っていた検査数は思ったほど増えない。
相変わらず増やしたくないのだ。
そして、新型コロナ対策は改善されない。
田村大臣には期待していたのだが、残念な結果となっている。