リモート形式による職員向けの年頭あいさつを行った。
組織委員会発足から「7年を振り返って、平坦な道は一度もなかった。
まだ神様は許してくれないのかと思ったこともある。
職員のみなさんが7月23日を目指して頑張っていることに感謝したい」と述べた。
そして、森会長は「私の悪口ばかりだった。おとといあたりは“森は何を考えている。
バカじゃないのか”と、菅さん以上に悪口を書かれていた。
こんなのは人生で初めて。森内閣でもこんなにひどくなかった気がする」と苦笑いを浮かべた。
「それでも五輪をやるんですか?」「中止するか延期するか方法は決めたんですか?」
などと問われたことを明かし、「我々が考えて延長や中止をすることはありえないし、
IOCだけで決められるものでもない。
世界各国のNOC(オリンピック委員会)、主催する東京都、開催地の県、
みなさんと協力して決めていくことだ」と持論を展開した。
都さえ無視して強行してきた森会長の詭弁だ。
最終判断、決定権者はIOC。
その上で「人生、平々凡々と送るよりも、試練を乗り越えていくことで、
人生を生きているという喜びを感じられると思う。
当初から仕事とは思っていない。
天命に尽くすという気持ちで最後まで頑張り抜きたい」と主張。
仕事と思って責任感を持って遂行して頂きたかったと責めるのは酷か。
仕事と思っていないから、成し遂げる事だけを考えてジャブジャブ資金を消費したのだ。
その後、都内で行われた講演会で「私の立場では、今年難しいとは口が裂けても言えない」と強調。
しかし「私も、もしかしたらという気持ちが無いわけではない」と、森氏らしい本音を吐露した。
森会長の「もしかしたら」の言葉に、菅総理は憤っている。