1都3県を対象に「緊急事態宣言」が発出され、
二階幹事長が自民党国会議員に、会食自粛を求める自虐通達を出した1月8日。
その夜に、自民党の石破議員(63)が、福岡県で飲酒を伴う多人数の会食に参加。
週刊文春の取材で判明。
会食の参加者は、石破議員のほか、山崎拓元自民党副総裁(84)、三原朝彦衆院議員(73)、
岳康宏福岡県議(50)ら計9名。
会場となった博多のふぐ料亭はミシュランの2つ星を獲得したこともある高級店で、
冬季限定の「特選ふく会席」は1人4万円から。
宴会は1月8日夜6時頃からスタート。石破氏らは夜8時頃まで約2時間にわたった。
石破議員は「別に少人数だったし、それはプライバシーだから誰が居たというのは内緒よ」
「だからあの、久しぶりに、(福岡に)来たから、しょげてたらかわいそうだから励ましてあげよう、
みたいな。そんなことですよ」
「それはだってあれでしょ。たくさん集まって酒を飲んで大騒ぎみたいなものは、
今そんなことやっちゃいかんでしょうな。普通であれば、
これから『じゃあもう一軒行くか』みたいな話だけど、そういうのは一切やらないと。
みんな気をつけてますもん。集まって酒飲んで、わーわー大騒ぎなんてこともないでしょうよ」
「少人数でのプライベートな食事で、『会食』との認識はない。
その食事においても感染拡大防止に細心の注意を払った認識である」と釈明。
デビ夫人と同じ感覚だ。
「自分たちは、細心の注意を払っているのだから大丈夫。
あなたたちとは違うのよ!」
食事で会食と言う認識はないとは、この期に及んで情けない言い訳。
この考えの人たちには何を言っても理解できない。
残念だ。
日本医師会の中川俊男会長が、国会議員に範を頂きたい。『まず隗より始めよ』。
4人以下の会食なら感染しないと思うなら間違いです」と指摘したバカり。
そもそも、福岡県内でコロナウイルス感染者が急拡大しているさなかの福岡入り。
菅政権の支持率が急落する中、世論調査でも「ポスト菅」として石破氏への期待も高まっているのに、
何をやっているのだ。
本来は絶対にやるべきことではないが、
今やってはいけないことをやってしまったのだから、
言い訳などせず素直に謝罪すれば良いものを。
文春はさらに後追い記事を掲載するようだ。
石破議員の説明に齟齬が出れば、さらなる波紋を呼ぶ。
後日、「国民の皆さまへの十分な配慮が足りなかった。深くおわび申し上げたい」
とのコメントを発表したが、もう遅い。
重ね重ね残念だ。