（毎日新聞）参照。
緊急事態宣言発令で飲食店の営業時間が短くなり、福岡・中洲の水道使用量も激減。
九州最大の歓楽街・中洲（福岡市）の2020年度上半期（4～9月）の水道使用量が、
前年度上半期に比べ4割以上減っていた。
水道局によると、リーマン・ショック時期を含む08年度でも、
中洲地区の「家事以外」の水道使用量は前年度比7・7％減だった。
担当者は「リーマン・ショック後も中洲では店の営業が続いていた。
ここまでの使用量の減少は記憶にない」と驚きを隠さない。
中洲地区で小料理店を営む男性（61）は、「周りで4店が閉店した。
中洲の経済は『氷河期』のような冷え込み」嘆いた。
中洲の不動産店の男性経営者は「前回の緊急事態宣言中は約9割の店が休業した。
11月ごろからスナックなどの客足も7～8割程度まで戻りつつあったが、
年が明けて2回目の緊急事態宣言が出てから再び休む店が多い」と話す。
ただ、店の入れ替わりも激しいエリアだけに、
「中洲全体の経済状況がわかるデータは見たことがない」と言うが、
水道使用量から苦境の一端が鮮明となった。
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