愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名疑惑で、
県警は24日午前10時半ごろ、地方自治法違反容疑で県警の捜査員5人が、
名古屋市の区役所などに入り、提出された署名簿の押収に着手した。
捜査関係者によると、捜索令状を取った対応で、
署名が保管されている各自治体の64市区町村に順次入り、署名簿を差し押さえ捜査する。
県警は既に関係者から任意で事情聴取を進めており、全容解明を目指す。
また、県選挙管理委員会に提出された約43万5千筆のなかに、
すでに死亡している人の署名が少なくとも8千筆超含まれていることも判明。
何らかの古い名簿や資料が流用されて、署名簿が作成された可能性がある。