政府は５日、首都圏１都３県に発令している緊急事態宣言について、
２１日まで２週間再延長すると決定した。
菅総理は午後９時から記者会見を行い、宣言を解除できなかったことについて、
「大変申し訳ない思いだ。心よりおわびする」と語った。
その上で、菅総理は「新たな水際措置として、全ての帰国者、再入国者に対し、
１４日間待機中は携帯電話の位置情報（ＧＰＳ）に加え、
毎日ビデオ電話で状況を確認する態勢を整えます」と表明。
‘＠ＧＰＳでの監視は、そう簡単には行えないはず。
相手の了解を得たとしても２４時間の監視は問題となる可能性がある。
当然、お願いベースなら、拒む人も出てくる。
菅総理は、何で唐突に発表したのか。
ここに来て、感染が抑えられない焦りが出たのかもしれないが、
だとしたら、もう少し早めに対応すべきだった。
本人も悔やんでいるのだろうが、重ね重ね残念だ。
沖縄県立中部病院の高山義浩医師は「例外なく２週間の隔離措置を徹底するのが確実だが、
せめて入国３日後のＰＣＲ検査対象国は早急に拡大した方がよい。
国内での流行が始まっている可能性もあり、高齢者と医療介護従事者へのワクチン接種を、
できるだけ進めておくことも必要だ」と話す。
その上で「協力を得られやすい環境を政府が提供していくことが必要だ」としている。
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