これまで数々の大地震の前兆をとらえてきた測量学の世界的権威で、
「MEGA地震予測」を主宰する村井俊治・東大名誉教授は自身のツイッターで、
今年2月の福島県沖地震も事前に警戒していた。
最大震度6強を記録した福島県沖地震の8日前(2月5日)、
〈ここ数日「どこで」は特定できないですが、大きな地震が起きる可能性のある異常や擾乱
(おそらく前兆現象)が見られます。念のためこの1週間は警戒を怠らないで下さい〉
こう警鐘を鳴らしていた。
村井教授が会員向けのメルマガではなく、“公の場”であるSNSで、
大地震への警戒を呼びかけたのは初めてのことだ。
「東北地方は1月中旬までずっと危険度ランクで上位に入っていたのですが、
2月初めにパタッと動きがなくなった。
大きな異常変動が続いた後に、静穏状態が発生すると、間もなくして大きな地震が起きる。
日本大震災などでも見られた現象ですが、これはあくまで私の経験則によるものなので、
どう知らせるべきか悩み、今回は私個人のツイッターで発信することにしたのです。
何も起きなければ批判されることも覚悟した上で注意喚起をしました」
その背景には、この10年、ずっと抱き続けてきた悔恨の念がある。
測量学の世界的権威である村井教授が専門外である地震予測を発信することになったきっかけが、
2011年3月の東日本大震災だった。
「私は震災の1か月ほど前から東北地方の地表が異常な動きをしていることに気づき、
『これは大地震の前兆ではないか』と考えていました。
しかし、世間がパニックになることを恐れて注意喚起ができなかった。
予測が外れたら恥をかくのではないかという思いもありました。
その結果あれだけの犠牲者が出てしまった。人として、研究者として、本当に後悔した。
だからこれまでの測量学者としての名誉を失っても、同じ過ちは二度と繰り返さないよう、
私の予測を発信することを決意したのです」
‘@気象庁は会見で、福島県沖地震を東日本大震災の「余震」としたが、
村井教授は、「東日本大震災以降、全国で地表の大変動が起きており、
日本列島全体が不安定な状態で、特に東北地方の地表の動きは顕著です。
10年前の余震ではなく、新たな地震の兆候だと考えるべきだと思います。
3月下旬頃までは最大限に注意していただきたい」と、新たな地震と私同様の分析をしている。
救いだ。自身の全てを賭して、自身の責任を明確にして公に警報を鳴らす。
政治家にもこういう人がいれば、日本も救われるだろうが、
残念ながら、日本の政治家は目先の自信の利益しか考えない政治屋だらけだ。
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