政治・経済、疑問に思うこと!

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​6万円の協力金、飲食店格差。

先日、知り合いの仕出しなども扱う弁当業者と極秘?で(笑)会食をした。

「話を聞いてほしい」と言われたからだ。

その仕出し弁当業者は、緊急事態宣言下にあるエリアで営業しており、

会社向けやイベントへの仕出し弁当、一般向けの弁当も手掛けている。

会社向けはテレワークなどで減少、仕出し弁当もイベント縮小というか、ほとんどない。

そこで一般向けの弁当に力を入れようと頑張っている。

しかし、社長は、近所のレストランやカフェがテイクアウトを始めたので、

思ったように売り上げが伸びないと嘆く。



しかし、嘆きはそれで終わらず怒りに変わっていく。

「会社やイベントの仕事がなくなり苦しいけれど、感染拡大を抑えるために、協力して、何とかガンバるしかない。

しかし。休業して補償をもらっている居酒屋やレストランが、生き残りといってテイクアウト弁当をやりだし、

お客さんを持って行かれたら、補償がないウチみたいな弁当屋はどうすればいいんだ。

「ふざけるな」と、社長は吐き捨てるように言った。

私は「大変だよね」と言うしかなかった。

社長は「休業して金を貰っているなら、休むべきじゃないのか」

「保証がない弁当屋の仕事奪うな!」と、涙ぐむ社長を前に返す言葉はなかった。

政府の中途半端な対応が多くの企業、業種を苦しめている。

同じ飲食業にも一律6万円の保証で、小さな居酒屋などは逆にプチバブルで、

大きな飲食店は全然足りていない。

麻生大臣は「いつマスクとれるんだ!」と、他人事のようにホザク。

飲食チェーン「グローバルダイニング」社(長谷川耕造社長)は、

時短命令は違法だとして、東京都に対して損害賠償請求の訴えを起こす意向を固めた。