不正署名問題が発覚した大村秀章知事に対するリコール(解職請求)運動を巡り、
市民グループ「『表現の不自由展・その後』をつなげる愛知の会」は十九日、
運動を支援した名古屋市の河村たかし市長(72)の引退に賛同する署名が、
3万1880筆集まったと発表した。
市役所で会見した団体幹部は「重みを感じてほしい」と話した。
団体は市に署名の受け取りを求めたが、市は政治家個人の活動として受け取らなかった。
河村市長は19日、4期目をめざして名古屋市長選(4月11日告示、25日投開票)に立候補すると表明。
「もう一回ご奉公せないかん」と意欲を強調する一方で、
偽造事件に発展したリコール署名を支援した責任について、選挙戦でどう説明するのか記者に問われると、
「選挙はあまり関係ない。わしがこんなことやるはずがない」。
高須氏には「こちらから選挙を応援してとは言わない」と話した。