吉村洋文大阪府知事は、飲食中でもマスクを外さず、アゴにマスクをかける「大阪バージョン」を推奨。
それに対し、「マスクの上げ下げは『効果はない』」と指摘する専門家の意見を取り上げた、
産経新聞のネット記事に反論。
3月17日のツイッターで、「じゃ、その専門家は、マスク会食の別の普及方法を提案して下さい。
マスク会食は今なお全く普及していない。その現状は放置?
100点でなければ0点のままを許容する発想ではクソの役にも立たない」とツイートで反論。
これに、ネット上で「この気持めっちゃわかるわ」
「何もやらないよりはマスク会食の方がいいですよねぇ」
「私は0点よりマシやと思います」といった肯定的な意見と、
「医療の現場では…マスクの外側は汚染されているものと見ています。上げ下げする毎に手指消毒するんですか」
「マスクの表面さわりまくりは子どもが真似したら困ります。
子どもも給食時間、マスクはマスクケースにしまい黙食してます」
「そこ、そんなに頑張ってしがみつくようなスゴイ提案でもないと思うわよ」
「逆ギレしてる?めっちゃ口悪いやん」
といった反対意見も見られる。
また「言い方っていうものがあるでしょ」
「品性のカケラもない」といった声も聞かれた。
大阪府は店利用時の4人以下での「マスク会食」を呼びかけている。
吉村知事は、飲食中はあごにマスクをかけ、話す際はひもを持って上げる「大阪バージョン」を推奨し、
「やらないよりやる方が絶対いい」と強調。
2月末、宣言の先行解除に先立って記者会見した吉村知事は、自らマスク会食を実演した。
マスクのひも付近を両手で持ち、食べるときにはあごに引っかけ、
再びマスクを口に戻した後に会話するという方法だ。
大阪府の対策本部会議では「国民の行動様式をかんがみるに、普及する可能性は高くない」
(専門家)との声があったという。
しかし、吉村知事は強行した。
大阪市の男性会社員は「1人ランチの際はいつもあごマスク。
仲のいい友達との会食で、(マスク会食を)守れる自信はない」と話す。
豊中市の女性会社員は「あごマスクの是非ではなく、そこまでして会食をするつもりはない」と話した。
愛知県立大の清水宣明教授(感染制御学)は「マスクの上げ下げを適当に行うと、
結果として周辺に飛沫(ひまつ)が漏れる可能性が高い」と指摘。
公衆衛生が専門の長野保健医療大学の塚田ゆみ子助教は、
会食中にマスクをつけたり外したりすることを繰り返すと、
マスクの外側など露出した部分に付いたウイルスが、マスクの内側にも付着してしまうおそれがあると指摘。
マスクの取り外しには、耳にかけるゴムの部分を持ってマスクの内側を清潔に保つ、
十分な注意が必要だと強調。
そして、できれば会食が終わったら新しいマスクに取り替えてほしいと述べた。
‘@マスクを上げ下げしたり、つけたり外したりのマスク会食をしている人を見たことがない。
マスクの中も外も汚れるだろう。どう考えても不衛生だ。
ましてや数人で会食すればそんなことは忘れてしまう。
どうしてもやりたいなら、子供をお手本にして、食事中はしゃべらない。
食事が終わってからマスクをして会話する。
やるよりやらない方がいいこともある。
子供ができて大人にできないことはない。
「マスク会食は今なお全く普及していない。その現状は放置?」と吉村知事は逆切れするが、
マスク会食を推奨しているのは吉村知事本人なのだから、まったく普及していないのは、
吉村知事の周知する努力、能力が足りないのだ。それを放置?とは、誰に言っているのだ?
やはり、この人の頭の中はどこかズレている。
いずれにしろ、残念ながら、酒を飲んで騒ぐのが好きな人には土台無理な話だ。