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​仙台圏、病床「ほぼ満杯」

医療関係者に危機感。

仙台市が新型コロナの「まん延防止等重点措置」の対象地域に決まった3日、

コロナ治療の仙台医療圏は深刻で、最前線に立つ医療関係者は、

県内の医療体制に「危機」「崩壊寸前」と危機感をあらわにした。

入院先の調整を指揮する、冨永悌二東北大病院長は、

「(病床使用は)100%に近い。ほぼ満杯」と窮状を訴えた。

仙台医療圏に限ると病床使用率は90%以上。

手術や検査の延期、救急車の受け入れなど通常診療への影響が出始めているという。

冨永氏は「コロナ患者だけでなく、コロナ以外での死者も出る恐れがある」と危機感を訴えた。

県医師会の佐藤和宏会長は「医療体制も飲食店経営も崖っぷち。

解決する唯一の方法は新規感染者を増やさないことだ」と強調。

仙台市医師会の安藤健二郎会長は「医療や介護には重い負担がかかっている。

なるべく家にいて自分自身を守ってほしい」と呼び掛けた。

村井嘉浩知事は「入院できずにホテルや自宅で死亡する例も出かねない」と懸念した。



‘@他山の石とするべきだ。

大阪などもそうだが、早い緊急事態宣言解除が、さらなる感染拡大を招いた。

現状、緩めば感染は拡大する。

いまできることは、新規感染者を増やさないこと。

不要不急の外出をしないことを守る以外にない。

経済といっても、結局感染が拡大すれば、同じことを繰り返すだけの負の連鎖。

医療従事者のことを忘れてしまったのではないか。

みんな疲弊しているのだ。

この砦が崩れたら、さらに恐ろしいことが待ち受けている。

それでも二階幹事長は、「新型コロナを恐れず『Go To トラベル』実行しよう」と述べている。

二階幹事長はコロナ禍、会食をして「何がいけないのか」と開き直った。

日本の国益を損なう害悪以外の何者でもない。