厚生労働省は賃金統計で短時間労働者の賃金を集計する際、
2020年分から時給が高い大学教授や医師らを加えたのに、
統計法で義務付けられた総務相への変更申請をしていなかった。
高給の職種を加えたことで平均の時給は前年比23%上昇した。
この統計は「賃金構造基本統計調査」と呼ばれ、重要度が高い国の基幹統計。
先月末に結果を初公表していた。
その結果、前年の1148円が1414円へと23%上昇。
厚労省は19年の時給を20年と同じ全体集計で特別に推計すると、1304円になると説明。
同条件で比べれば伸び率は8・4%増にとどまる。
過去の正式な公表値は訂正しないという。
厚労省の担当者は「集計の要件について申請が必要という認識はなかった」と、
相変わらず、認識はなかったと開きなおった。
野党は「アベノミクス(安倍政権の経済政策)の成果を強調するための賃金偽装」だと追及。
‘@なんでこんなに腐ってしまったのか。
誰が腐らしたのか。
安倍前総理が腐らした。