アジアでも初めて、日本人初のマスターズ制覇を果たしたゴルフ・松山英樹選手。
ラウンドを終えてすぐのコメントを日本語で力強く述べたことに感動した。
「10年前、マスターズに来させてもらって、自分は変わることができたと思っているので、
その時、背中を押してくれた人たちに、またいい報告ができるのはよかったなと思っている。
今回は、最後、ハラハラ、ドキドキさせてしまったので、
次に勝つときはしっかりといい勝ち方で終わりたいと思っている」と笑顔をみせた。
その後の会見で松山選手は、日本語で、
「そうですね。これはどうなん...言っていいのかわからないですけれど」と、
ややためらいつつも、次のように話した。
「このマスターズだけは、日本のメディアの方もすごく来てくれる。
『囲み取材』というのは苦手ですし、大勢に囲まれるというのがすごく苦手なので。
そこで去年からコロナになって、人数も少なくなっているというところでは、
すごく自分的には楽になっています」とコメント。
「僕がここで勝ったことで、いまテレビを見てる子どもたちが、
5年後10年後にこの舞台に立ってその子たちとトップで争うことができたらすごく幸せですし、
そのために僕もまだまだ勝っていかないといけないと思うので頑張りたい」と、
未来の子供たちにエールを送った。
そして、オリンピックが開催されるのであればねらいたい。
きょうの経験は絶対にこれから先の人生にプラスになるのでよかったと思う」と、
マスターズの魅力を述べた。