愛知県の大村知事リコール運動に絡む偽造署名問題で、署名偽造バイトの発注書が、
元維新の会の愛知県第5選挙区支部長(当時)の田中孝博事務局長の名前で出されていた。
「メ〜テレニュース」によると、愛知県の大村知事リコール運動に絡む、
佐賀県での偽造署名バイトの発注書に田中孝博事務局長のサインと印鑑が押されていた。
次期衆院選への立候補も予定していた、リコール事務局の田中孝博事務局長は、
これまで偽造署名バイトに事務局は「指示をしていないし、責任はない」と主張。
記者会見でも田中事務局長は「事務局として、リコールの会として関わったことは絶対ありません」
と否定していた。
佐賀県の署名偽造会場には、田中事務局長とは別の事務局メンバーが、
名簿とリコール署名簿を運び込み、書き写しにも立ち会っている。
複数の事務局関係者が主導的な立場で関与した可能性がある。
36万人分にも及ぶ偽造署名は段ボールで40~45箱分に及ぶ。
バイトが10月19日付で発注され、11月4日に偽造が発覚していることから、
この偽造署名簿が紛れ込んだのは10月下旬以降となる。
この間、高須克弥院長は署名簿を「必死に探ってもムダな場所に安全に保管」していることを、
繰り返しツイートしていた。
つまり保管期間中の署名簿は、高須院長ら一握りの関係者しか所在を確認できない状態で、
そこに40箱以上の偽造署名簿入り段ボールが突然紛れ込んだことになる。
これが個人的犯罪だとするには相当な無理がある。
誰が署名の保管に関わっていたかが焦点となる。
‘@勇んでしまったか。
田中事務局長一人で実行する意味が見えない。
もし、そうだとすれば、何らかしらの見返りがあるはずだ。
大村知事を引きずり降ろした後の席(選挙応援)とか衆院選への応援とか。
だとすれば、相当大きな力を持っている人の進言でなければ田中事務局長も動かないだろう。