余ったワクチンを、八王子市、京都市や大津市などで廃棄していた。
12日から始まった、高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種。
東京都八王子市では、事前に予約していた約250人が、
市役所で午前9時すぎから接種を受けた。
予約なしで会場を訪れ、接種を断られるお年寄りも相次いだ。
市によると、この日に予約していた2人が接種を受けなかったが、
余ったワクチンは「混乱を避けるために別の人には回さない」方針。
開封されたワクチンは長期間の保存ができないため廃棄された。
河野大臣は、予約キャンセル時の対応として「他市、他県の方でも一向に構わない。
まったく制約はないので、ワクチンが廃棄されないように、現場対応でしっかりと打っていただきたい」
と呼びかけ、接種券を持っていない高齢者らに接種が可能との考えを示した。
‘@事前に通知していなかったのか。
厚生労働省は自治体向けの手引で、ワクチンが余った際は、
別の者に接種できる方法を各自治体で検討するよう求めていると聞いているが。
公務員は面倒なことは避けたがる。
首長も、通知がなくても対応できる首長と、そうでない首長がいる。
八王子はワクチン予約でも、市民に混乱と苦労を招いた。
日本に数少ないワクチンの貴重性が全く理解できていない。
言われたことしかやらない能力のない首長のためにも、強く通知すべきだった。