今月から始まった新型コロナワクチンの高齢者への優先接種。
焦るように見える状態を作っているのが河野大臣。
「早いもの順」と言われれば、当然ネットや電話で対応するのは当たり前。
それを「あせらずに」と言ってのけるのは、あまりにも国民をバカにしている。
10万人いる中に、ワクチン10人分だけ投げ込んで、「早い者勝ちですよ」と言われ、
飛びついたら「あせらないで」と言われる始末。
国が「できる限り打ってください」と要請しているワクチン。
それを「あせらずに」と言ってのける河野大臣の神経が理解できない。
予約が取れない、困惑・疲労する家族。
「母の代理でずっと電話かけてます。189回かけました。一度もかかりません」
「母にワクチン受けさせるのに予約電話(70枠限定)鬼リダイヤルしたけど撃沈」
SNS上に相次いで投稿されているのは、年老いた親のいる家族が嘆く声。
81歳の父親から助けを求める電話があったのは、今月12日のことでした。
「新型コロナウイルスのワクチンの接種券など書類がたくさん自治体から届いたが、
インターネットでの予約などと書かれていてよくわからない」
これまで家族に助けを求めたのは、母親が入院する時の一度しかなかった父親。
その父親が申し訳なさそうに電話をかけてきたのでした。
ガンを患った75歳の母親の看護や介護をして生活する父親。
さらに、スマートフォンを持っておらず、電話機能のみの携帯電話しか持っていません。
83歳の母親は午前中電話をかけっぱなしでもつながらず。
栗東市ワクチン接種推進室
「電話がつながらず混乱する事態になることは、他の自治体を見ても想定できましたが、
実際はそれ以上でした。申し訳なかったと思います。
今後は、ワクチンの供給が徐々に落ち着いてくると思いますので、
予約が取れない状況は徐々に改善されていくと思います」
ワクチンを接種しようとする人とその家族、そして自治体、誰もが戸惑い、混乱した。