田村憲久厚生労働大臣は、20日の参院厚生労働委員会で、
菅総理と米ファイザー社CEOによる新型コロナスワクチン追加供給に関する実質合意に関し、
「合意書を交わしているわけではない」と明らかにした。
また、河野大臣は記者会見で、下村政調会長が、
ま「自治体によっては医療関係者の協力が足らず、65歳以上に限定しても、
ことしいっぱいか、場合によっては来年春までかかるのではないか」などと指摘したことについて、
「少なくとも65歳以上への接種で、そんなにかかるという報告を受けているものはない」と否定した。
ワクチンが届いていないのだから、報告を受けていないのは当たり前。
ワクチンがどういう形で、どれだけの数届くのか分からなければ、全容を把握することはできない。
今「もう少し時間がかかる」と自治体が報告したら、時間がかからないように努力してくださいと、
河野大臣から強く要請(恫喝)されるだろう。
それにしても、河野大臣は、菅総理より早くファイザーワクチン追加供給をテレビで発表したが、
わざわざ菅総理がファイザー社CEOと電話して追加供給をお願いし、
了承されたとされるのだから、本来なら、菅総理が手柄として一番に発表すべきではないのか。
河野大臣は、菅総理の了解を得て発表したのだと思うが。
政局が動いている。