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兵庫で進む「命の選択」

兵庫県は「自宅療養ゼロ」を掲げ、宿泊療養施設の確保などに努めてきた。

しかし実際は、入院できる医療機関や療養先が見つからない事実上の「自宅療養者」も多く、

神戸市は1月に自宅療養を容認。

井戸敏三知事も4月9日、「このまま感染者が増え続ければ、重症者が入院できない恐れが出てくる。

自宅療養ゼロの維持は限界だ」と、方針を転換した。



その9日時点で、兵庫県の自宅療養者や入院などを待つ患者は計1201人だったが、

17日は計2710人と2倍以上に増えた。

神戸市は22日、新型コロナに感染し、入院調整のため自宅待機中だった80歳以上の患者1人が死亡したと発表。

看護師が自宅を訪ねたところ応答がなく、駆けつけた救急隊が死亡を確認したという。

神戸市では21日も入院調整中で、自宅で待機していた40代の男性が死亡したと発表

医療機関が患者の急増に立ち向かえない状態になっている」と危機感を強める。

神戸市は24日、過去最多となる261人の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表。




兵庫県は24日、新たに635人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表。

入院調整中の感染者は1447人で過去最多。自宅療養者は1149人。