医療関係者から憤りの声爆発。
新型コロナの感染急拡大で東京、大阪など4都府県に緊急事態宣言が発令される中、
奈良県が26日、外食需要喚起キャンペーン「GoToイート」のプレミアム付き食事券を追加発売した。
1000円券12枚つづりで1万円のセットを計15万セット（15億円分）。
県内では病床が逼迫（ひっぱく）し、県が医療機関に改正感染症法に基づく、
病床確保を要請する中での発売に、医療関係者は、
「医療崩壊を加速させるつもりか」と憤りを隠さない。
奈良県では荒井正吾知事が「県内の飲食店で感染が拡大しているエビデンス（証拠）はない」
との見解を示し、営業時間短縮も求めていない。
奈良県内では26日現在、新型コロナ専用病床の使用率は74・0％（重症対応病床は62・5％）に達し、
自宅で入院などを待機している感染者も534人に上る。
県内のある医療関係者は「医療現場は大変だと認識している県が、
一方で医療崩壊を加速させる施策を認めるとは」と憤りを隠さない。
奈良県では、奈良市が県に緊急事態宣言の発令要請を求めるなど、県と市の溝も深まっている。
‘＠メディアがエビデンスエビデンスと多様するから、無認識な首長が勘違いする。
それとも、自民党から「GoToイート」やるように指示が来たか。
