25日に行われた名古屋市長選挙。
逆風の中で河村たかし市長(72)が接戦を制し4期目の当選を果たした。
河村市長39万8956票。元市議会議長の横井利明氏35万711票。その差は4万8千票。
投票率は42.12%で前回4年前の選挙と比べ、5.22ポイント高。
圧倒的な強さから「選挙モンスター」といわれる河村市長は、本来ならダブルスコアは当たり前。
しかし、今回の選挙戦は、強い逆風が吹き荒れた。
その大きな要因となったのが“リコール偽造署名問題”。
横井氏には、自民、立憲、公明、国民が推薦を出し、共産と社民が自主支援を表明したが、
川村市長の牙城は崩れなかった。
身を切り、市民に寄り添う市長は強かった。