愛知県の大村秀章知事のリコール（解職請求）運動を巡る不正署名事件で、
活動団体事務局長の田中孝博・元愛知県議（５９）が、
名古屋市内の広告関連会社が佐賀市内で実施した、
アルバイトによる大量の署名の書き写し作業について、自身が「依頼した」と明らかにした。
これまで、一貫して否定か「答えられない」と話してきたが、違法性の認識は「無かった」と釈明。
依頼した理由について「予定通り署名が集まっておらず、焦っていた」と語った。
また、活動団体会長で美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長がＳＮＳなどで、
署名集めの順調さを発信していたことなどから「恥をかかせるわけにはいかなかった」と説明。
元愛知県議の田中氏は、現職のときに県議としての報酬を差し押さえられたこともある人物。
事務局長に田中氏が就任と報道されてから、「高須マネーが目当て」と言われていた。
そんな人物を、維新や河村市長は事務局長に据えたのだ。
