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​山菜採りをナメるな!

山菜採りシーズンが到来しているが、遭難するケースが増えている。

今年、過去10年で最多だった昨年の山岳遭難を上回る傾向にあり、

宮城県警は注意を呼びかけている。

県警地域課によると、2020年の山岳遭難件数は、

19年より13件20人増の38件45人(うち7人が死亡)、過去10年で最多となった。

特に5月は13件16人(うち2人が死亡)と他の月に比べて多く発生。

5月の遭難者の約8割が65歳以上の高齢者で、約7割が山菜採りのために山に入った。

遭難の原因は約8割が道迷いだった。

今年4月19日時点での県内の遭難者は7件7人(うち1人が死亡)、昨年を5件5人上回っている。

同課は「出かける時は、近隣や家族に声がけをして出かけてほしい」と話し、

インターネットで登山届を家族や警察などと共有できるシステム「コンパス」の利用などを呼びかけた。




3日、長野県の槍ヶ岳に登山していた男性3人が遭難。

このうち1人は救助されたが、死亡を確認。

仲間とみられる男性2人も4日朝、登山道の周辺で倒れているのが見つかり、

警察などが救助にあたっているが、今のところ容体などはわかっていない。

3日の午後、現場付近では吹雪になって視界が悪く、雪が積もった。

大型連休中の登山では、天候が急に悪くなり、遭難するケースがあとをたたない。

警察は雪の状況を確認して、登山の中止や、冬用の装備を準備するなど、注意を呼びかけている。