デンマークはアストラゼネカの新型コロナワクチンに続き、
ジョンソン・エンド・ジョンソン (J&J)のワクチンの使用もやめると発表した。
J&Jの新型コロナワクチンについては、副反応として血栓症が起きることが報告されていて、
死者も出ている。
デンマークの保健当局は3日、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンについて、
「国内の状況を鑑みれば、メリットよりも深刻な血栓症をひきおこすリスクのほうが大きい」として、
自国のワクチン接種計画から排除すると発表した。
J&Jのワクチンを排除した国は初めて。
デンマーク当局は先月、アストラゼネカのワクチンについても、同様の理由で接種計画から外した。
J&Jのワクチンは、デンマークが契約したワクチンのおよそ3分の1に当たり、
使用をやめることで接種計画が最大4週間遅れるが、
計画自体はファイザーおよびモデルナのワクチンで順調に進んでいるとしている。
‘@日本では、ワクチンに前のめりで、副反応に関する情報統制がなされているが、
透明性をもって情報を開示すべきだ。
それが、国民がワクチン接種への疑義や不安を理解する要因となる。