４日午後８時ごろ、鹿児島県薩摩川内市下甑の瀬々野浦沖の「ナポレオン岩」で、
ロッククライミングをしていた男性２人が悪天候のため身動きできなくなったと救助要請があった。
串木野海上保安部などが救助に向かったが難航。
当時、海上強風警報が発令されていた。
５日午前３時半ごろ、巡視船などが現場へ着いたが、強風やうねりのため近寄れなかった。
同日夕方、瀬渡し船が命がけの救出を決行。
約２１時間後の５日午後５時２０分ごろ、２人は無事救出された。
同保安部によると、２人は東京都の男性医師（４３）と会社経営の男性（３８）。
３日、知人らと甑島に到着。４日午前６時ごろ、瀬渡し船でナポレオン岩に渡った。
ライフジャケットを着てロッククライミング中、強風のため動けなくなり、
海上から約１５メートル付近のくぼみで救助を待っていた。
‘＠新型コロナ禍、何をやっているのだ。
ましてや医師もいたとは、あきれ果てる。
連休中は各地で事故が多発したが、日本が国難で、自粛が要請されている最中、
無謀なチャレンジは避けるべきだ。
今やらなくてもいいだろう。大迷惑だ！
13日、新型コロナ感染者は５６６４人、死者は過去最多の８８人。
助けられる命が見捨てられている現状を見つめ直すべきだ。
