大阪の入院率10%のなか、維新所属の大阪府議が、
「コロナ感染、即、入院」で非難殺到!
吉村知事や松井市長は入院経緯の説明を。
連日恐ろしい数のコロナ死者数が発表されている大阪府。
5月4日、新型コロナ感染者の「入院率」が「10%」しかないことが明らかになった。
新型コロナにかかっても、10人に1人しか病院に入院できていないということだ。
4日時点の大阪府の受け入れ先が決まらないため「調整中」の患者は約3300人、
宿泊療養者は約1800人、自宅療養は約1万3000人に上る。
しかも、この中には重症、もしくは重症リスクがあるにもかかわらず、入院のめどが立たない人が、
数多くおり、3月以降、自宅で死亡した人はすでに17人にものぼっている。
ところが、そんな危機的状況の中、維新の中谷恭典府議会議員が新型コロナに感染して、
「即、入院」したことで、大きな批判が巻き起こっている。
現在2期目を迎えている中谷議員は、4月30日、大阪府がコロナ感染を発表した。
発表によると、感染確定日は4月27日、現在の状態は(医師の所見)5月2日まで入院予定だという。
つまり、感染が確定して少なくとも3日後には、入院のめどが立っているということになる。
また、発表には退院予定が記されており、重篤な状態ではなかったようだ。
府議会事務局によると、「27日に入院し予定通り2日に退院。現在は自宅療養中で、
重篤な状態ではない」と説明。
SNSやネットなどでは、「府民は10人に1人しか入院できないのに、
なんで維新の議員は即、入院できるのか」と非難が巻き起こっている。
いまの大阪は重い症状でも入院できず、自宅で亡くなっている人が多数出ている。
5月4日には入院待ちの人が2名死亡した。
維新は中谷議員はどういう容態で、どういう経緯で入院することになったのか、
府民は入院できない人もいるのに中谷議員はそれが可能だったのか、説明をすべきだろう。
自民党の石原伸晃衆院議員が重症でないにもかかわらず入院した際も、
まともな説明がないまま、うやむやに。